Pikmin BloomやPokemon GoなどのNiantic製ゲームで、ログインが出来ない場合の対処方

運動不足解消にとPikmin Bloomをインストールしたのだが、アカウントを新規登録しようとすると、数分読み込み中の状態になり待たされた上で「ログインできませんでした」とエラーが表示されてしまった。

もし端末がRoot化されていたり、カスタムROMを使用しているならば、原因はそれである。

症状

Pikmin Bloomを起動し、ログインまたは新しく始めるをタップし、ログインプロバイダーをどれか選択する。ログインプロバイダーでのログインを済ませてPikmin Bloomに戻ると、数分間読み込み中の状態が続いた後、「ログインできませんでした」と表示されてメイン画面に戻されてしまう。

同様の症状はPokemon Goでも発生し、同じように読み込み中で数分待たされてから、エラーメッセージが表示されログイン出来ない。

読み込み中の状態で数分待たされる事から最初はネットワークエラーを疑ったが、VPNを通して接続したり、DNSログを確認したりするも解消せず、問題が起きているようにも見えなかった。

このまま諦める訳にも行かず、複数台の端末にて根気よく検証を行なった所、ログインの問題が発生するのはいずれもMagiskでRoot化したLineageOS端末だった。

対処法

Pokemon Goでも発生することから、よりサービス期間が長くユーザーも多いであろうPokemon Goの情報を漁った。するとそれらしい情報が出るわ出るわ。Pokemon GoにRootチェックが実装されている事は確かなようだ。
そのためNiantic製ゲームにはRootチェックが実装されていると見て、Pikmin Bloomにも同様の処置を施すことにした。

Niantic製ゲームのRootチェックは、GoogleのSafetyNetを使用して行われている。
そのためMagiskにSafetyNet回避のためのモジュールをインストールして、SafetyNetを回避することでRoot化やカスタムROMの端末でもNiantic製ゲームをプレイ出来るようになる。

前提条件として、Zygiskを有効にしたMagiskをインストールしている必要がある。

SafetyNetの回避には、Magiskモジュール、Universal SafetyNet Fixをインストールする。
https://github.com/kdrag0n/safetynet-fix/releases
記事執筆時点での最新バージョンではv2.4.0だが、環境によってはGoogle Play開発者サービスがクラッシュする事がある。問題が発生する場合は、古いバージョンのv2.3.1に下げるなどする。

ShamikoやMagiskアプリの秘匿などは、僕の環境では必要無かった。SafetyNetの回避のみで動作する。

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